アンブリゴナイトは、ひんやりと涼しい空気に満ちた、透明な鍾乳洞のような世界をもっています。

そこへ踏み入るのは自分自身のみ。
誰かと共に入ることは出来ません。
何故なら、この石には、「自分を感じきる」というパワーが秘められているからです。
誰かと手を繋いで向かうとしても、入口を過ぎると同時に、それぞれこの石が用意した別の空間へ誘われてしまいます。

それまでの生活パターン、時間サイクル、人々から離れ、一人この透明な空間に入るや否や、自分以外のエネルギーの付着が速やかに取り除かれていきます。
あるがままの表現を阻害するブロックもサラリと消え落ちていくことでしょう。
肌に触れる何とも言えない涼やかなエネルギーに惹かれ、奥へ奥へと歩みを進めて行く程に、不要なものが除去されていくのです。

そして鍾乳洞を抜けた先では、明るくもソフトな光が眩い高原があなたを迎え入れてくれることでしょう。
うだるような夏の暑さから逃れ、瑞々しい風で息を吹き返すような心地良さを味わうに違いありません。

肉体的疲労を忘れさせ、精神的重荷は洗い流され、あなたのエネルギーは正しいピッチ・トーンで整えられていくはずです。
その時はもう既に、誰のことも気にならなくなっていることでしょう。

周囲の動き、他者から期待されている様々な思い、自身で作り上げてきた思考パターンなど、そういったものをまるでマジックミラー越しに見ているような感覚で距離をとっていけるようになるのです。

人は誰かから見られていると思うと、本来の自分とは少し違った面を見せようとしてしまうものです。
期待に応えたい、凄い人・良い人と思われたい、価値のある存在と感じてほしい等。
それを向上心や成長意欲へと繋げていける場合は構いませんが、疲労回復の機会を逃し、自分らしい創造や表現、言動を忘れてしまうことにもなり兼ねません。

アンブリゴナイトと共に神聖な空間と時間を過ごす時、完全に自分自身に意識を向けていけるようになります。
他に振り回されず、雑念に集中を邪魔されることなく、健やかで透明な自身の全貌を見ていけるのです。

「自分自身を感じ、取り戻す」

そのことの重要性と効果は、体験することで理解出来るものかもしれません。
この石の心地よいヒーリングパワーは、あなた本来のパワー・創造性の全てを何度でも回復させてくれることでしょう。