クォーツ・イン・クォーツは、自分さえも忘れていた「もう一人の自分」と再会させてくれる石です。

あなたの内にあるものが心の傷であれ、隠された能力であれ、表現し切れていない魅力であれ、この石があなたの前に現れ、それらをどう扱えば良いのかを教え、助けてくれます。

更なる飛躍を目指す時、そのステージで活躍するには古いエネルギーを手放し、その空いた場所に新たなエネルギーを注入する必要が出て来るかもしれません。
そんな時、この石が親でさえも触れる事が出来なかったあなたの内部に触れ、あらゆる面でサポートしてくれるのです。

石から、「過去に受けた傷から目を背ける程、あなたは弱くはありません。」と、励まされる事もあるでしょう。
大抜擢を受け、新しい能力を求められたのなら、そのシーンに相応しい力を発揮できるようあなたのエネルギーを丁寧に調整し、その瞬間へと導いてもくれるはずです。

愛する人に弱さを見せられず、苦しい思いをしている時には、「相手にとって、それは喜びかもしれない。チャーミングさを欠点と見間違えていないか私が教えてあげましょう。」と、自分の内にあるものすべてを許すよう促し、救い出してもくれます。

今あなたがすべき事は、ただ単に、埋もれていた魅力に気付くだけかもしれないのです。
その時のあなたの安堵の表情を、この石は守護者のように喜んでくれます。

人は多面的な存在です。

あなたがある面に意識を向けるとそこに光が当てられ、面は鏡のように光を反射し、その輝きは周囲にも知れる所となります。
光を当てる面が増えれば増える程、輝く面も数を増やし、最後には全体から光りを放つ完全な球体へと変化します。

ですが、安心して光を当てられる側面もあれば、自分では扱えきれない面やどうなるか予想もつかない面には布を被せ、自分自身目を向けないようにしているものです。
その場合、完全な球体には見えず、部分的に影を持つサッカーボールのように見える事でしょう。

人は本能的に自分自身を知りたいと願う存在でもあります。
あなたを純粋な光そのものでいられるのを妨げる事になる「自分を隠し通す事」は、何とも歯がゆい事に感じられるはずです。

この石は、自己との対面に関わる一連のプロセスをスムーズなものにし、より純粋なあなたでいられるよう被せた布をそっと取り除いてくれます。
この石の持つ優しさやパワーこそが、あなたが隠し続けてきた力であった事を思い出す事でしょう。

いつしか、自身のあらゆる側面に光を当てられたあなたは、誰の目にも眩しい輝く存在へと変貌しているに違いありません。