マーラーの使い方

マーラーの珠を、マントラを唱えながら一つずつ指で繰ります。大切なことは1回のマントラを唱え終わるまで指を同じ珠に置き続けることです。

グル玉の次から始め、グル玉の前で終わると自然に1マーラー（108回）のマントラを唱えていることになります。

インドの伝統では手の各指にそれぞれ元素が宿っており、火のエネルギーを持つとされるのが人差し指。

火はエネルギーを燃やしてしまうため、人差し指でマーラーに触れないことも大切です。

中指にマーラーをのせ、親指でひと珠ずつマントラとともに、手前に繰ります。（7枚目の画像をご参考ください）

※マーラーを首にかけたり手で持ったり、通常の場合は人差し指が触れても問題ありません。

ひと珠ごとにマントラを通じてエネルギーが浸透し、保持されます。エネルギーはご自身に満ちますが、使用するマーラーにもチャージされます。


おすすめのマントラ

マントラ・ヨガでは様々なマントラが存在しますが、そのマントラがどのように働くかも様々です。中には特定の時間や回数が決まっていたり、条件が厳しいものもあります。

今回、ここでご紹介するのは、世界的にもよく知られたマントラで、初めての方にも使いやすいもの。ぜひ、ご自身にぴったりのマーラーを見つけて、直観で好きなマントラを選び、エネルギーを感じてみてください。

「Om Mani Padme Hum（オーム・マニ・パドメ・フム）」
チベット仏教でよく知られ、また世界的にもよく唱えられているマントラです。「平和」や「分離から統一へ」という意味があります。

「Om Na Ma Shivaya（オーム・ナマ・シヴァーヤ）」
五大元素（地・火・空・水・風）のチャージ。ヒマラヤにいるシヴァを讃えるときにも使われます。エネルギーバランスが取れていない時やグランディングしたい時、元気を取り戻したい時に。

「Om Shanti Shanti Shantihee（オーム・シャンティ・シャンティ・シャンティ）」
平和、静穏を祈るマントラです。ざわざわして落ち着かないとき、内側に平穏と静けさを欲するときに最適です。

マントラを唱えて瞑想をし、エネルギーを満たしていくにつれ、あなたの持つマーラーは高い波動を維持するようになるでしょう。

マーラー自身があなただけのパワー・オブジェクトとして高い波動を発するようになり、ネガティブなものからあなたを守ってくれるようになります。

※タッセルには輸送時に形が崩れないよう、紙のテープを巻いております。お手元に届きましたら外してご使用ください。

紙のテープの痕が残っている場合は、低温のスチームアイロンをあてていただきますときれいにとれます。