トルコ(バルケシル)より産出された、クロライト・イン・クォーツの原石をご紹介します。
トルコでは、想像以上に多種の原石が産出されますが、トルコ中西部、マルマラ地方バルシケルから産出される鉱物の多さには本当に驚きました。
こちらの石の鉱山主は、かつてはバスケットボールの選手として活躍し、現在は先代のお父様から山と鉱山を受け継いだそう。最初に発見されたのはアメシストで、それから多種の石たちを発見するに至ったとか。
ショベルとツルハシで必要分だけを掘り出す様子は、企業のような大規模や開発と異なり、自然への配慮も感じられ安心感がありました。
こちらの石のように、水晶の結晶構造が美しい状態で産出されることはとても稀なことです。様々な方向に伸びていく水晶の柱状結晶には、自然の美しさと共にどこか畏怖を感じさせる印象もあります。
世俗から遠く離れた、純粋な世界にあるクロライト・イン・クォーツのスピリット。
その世界は大自然的な直感によって導かれており、周囲の意見には決して左右されません。確固たる指針を持ちながらも、この石はその信念を周囲に押し付けることもなく、またその功績を誇示することもないのです。
共にあれば周囲の評価を気にすることがなくなり、望むものを得るために必要な無心の境地に至ることもかなうでしょう。
「直感を磨きたい」「謙虚さを育みたい」「飄々と世俗を超越していたい」という方に、特におすすめです。
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「A RECORD OF DEITY 時空の交差、アナトリアの光芒」もぜひご覧ください。