オマーン産フランキンセンスのご紹介です。
フランキンセンスは人類史上最も古い香料の1つで、古代エジプトですでに利用され、またキリスト教をはじめとする宗教儀式や瞑想において神への捧げものとして焚かれてきました。
イエス・キリストが誕生した時、東方の三博士と呼ばれる占星術の学者たちが「フランキンセンス」「ミルラ」「黄金」の三つを贈り物として捧げたことで聖書にも度々登場する、歴史あるものです。
またかつては宝石と並ぶほどに、非常に価値のあるものとして珍重されていました。
こちらのフランキンセンスはオマーンのドファール地方に生息する「ボスウェリア・サクラ(Boswellia sacra)」の樹液から採取したものです。
ドファール地方の限られた気象条件で生育した木から採れる樹脂のみを「ホジャリ(Hojari)」と言い、透明感と少し緑がかった乳白色が特徴で、フランキンセンスの中で最も上質とされています。
そのままでもレモンのような柑橘系の中に、ほのかな甘さも感じられる香りをお楽しみいただけます。
温めた香炭の傍に置いて焚くことで、深く落ち着きのあるスパイシーな甘さの中に、気品や高貴さを感じる重厚な香りが広がります。
集中したいときやリラックスしたいときなどに、またヒーリングを目的としてフランキンセンスを焚く方も多いようです。
※こちらはフランキンセンス(単品 / 20g)の商品となります。器・香炭・香灰は付属しません。
※こちらのセット商品もぜひご覧ください。
Myrrh & Frankincense suite /ミルラ、フランキンセンス
※天然素材の為、1つ1つの色や形に個体差がございます。予めご了承ください。
※直射日光、高温多湿を避けて保管してください。