神秘の瞑想体験や、聖なる儀式を始める3点セット
イエメン産ミルラとオマーン産フランキンセンス、そしてその香りを楽しむために必要な器、香灰、香炭をセットにしました。
ミルラとフランキンセンスは人類史上最も古い香料で、古代エジプトですでに利用され、またキリスト教をはじめとする宗教儀式や瞑想において神への捧げものとして焚かれてきました。
イエス・キリストが誕生した時、東方の三博士と呼ばれる占星術の学者たちが「フランキンセンス」「ミルラ」「黄金」の三つを贈り物として捧げたことで聖書にも度々登場する、歴史あるものです。
またかつては宝石と並ぶほどに、非常に価値のあるものとして珍重されていました。
ミルラはイエメン、オマーン、ジブチ、エチオピア、ソマリア、ケニアなどに分布するカンラン科の植物ですが、なかでもイエメン産は大変品質が良いとされ、同じ種のミルラの中でも非常に高価です。
こちらはイエメンの乾燥地帯に生息する「コンミュラ・ミルラ(Commiphora Myrrha)」から樹液を採取したものです。
樹脂そのままだとすっきりとした清涼感がありますが、火をつけると濃厚でスモーキー、ムスクに似た甘さと苦味を含んだオリエンタルな香りが広がります。
心を落ち着かせる神秘的な香りは、ヨガや瞑想、リラックスタイムにぴったりです。
またこちらのフランキンセンスはオマーン ドファール地方に生息する「ボスウェリア・サクラ(Boswellia sacra)」の樹液から採取したフランキンセンスです。
ドファール地方の限られた気象条件で生育した木から採れる樹脂のみを「ホジャリ(Hojari)」と言い、透明感と少し緑がかった乳白色が特徴で、フランキンセンスの中で最も上質とされています。
そのままだとレモンのような柑橘系の香りの中にほのかな甘さが感じられます。火をつけると、深く落ち着きのあるスパイシーな甘さの中に、気品や高貴さを感じる重厚な香りが広がります。
集中したいときやヒーリング目的としてリラックスしたいときなどにフランキンセンスを焚く方も多いようです。
真鍮の器は蓋付きとなっていますので、使用しない際は灰が飛ばないように器に蓋をして保管することもできます。
お好みのタイミングで、いつでも癒しの香りをお楽しみいただけるセットです。
<使い方>
1. 香皿の八分目まで香灰を入れます。
2. 香炭をピンセットでつまみ、マッチやライターで火を付けます。灰を入れた器の中心に置き、香炭が温まるのを待ちます。
3. 温まった香炭の隣接した場所に樹脂を置き、燃焼させてください。煙とともに心地よい香りが広がります。天然石製品を浄化したい場合は、その煙に軽くくぐらせましょう。
(香炭の真上に置いたり、樹脂に直接火を付けると煙がたくさん出てしまいます。必ず香炭の隣に置いて香りをお楽しみください。)
4.香炭は30分ほど燃焼し続けます。途中で中断したい場合は香炭をピンセットでつまみ、水に浸してください。香炭は乾かすことで繰り返しご利用いただけます。
<保管方法>
直射日光、高温多湿を避けて保管してください。
<注意点>
・周りに引火物がないかご確認ください。
・燃焼中の香炭や香灰、樹脂は直接手で触れることは避け、必ずピンセットをご利用ください。
・完全に火が消えるまではその場を離れないようにしてください。
・火災報知器から離れた場所でご使用ください。
・煙は直接吸い込まないようご注意ください。
※以下の場合は使用を避けてください。
・風邪、頭痛、血圧が高いなど体調不良を感じるとき
・妊娠中、授乳中の方、多量のタバコ、お酒を飲んだ後、なんらかの薬を服用している場合
・小さなお子様やペットのいる場所
※天然素材の為、1つ1つの色や形に個体差がございます。また、真鍮の器・蓋には小さな凹みや傷が見られる場合がございます。予めご了承ください。
※原材料の高騰により再入荷の在庫から当初の価格よりも値上げをさせていただたいております。何卒ご理解のほどお願い申し上げます。