石名から探す

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美しき聖地とヒーラーに出逢う旅。
vol2、アリゾナ編
  • Intervie & topics
  • クイン・エリザベスさん
  • メリッサ・リーブ
  • 魔を退けるシャーマンとアニマルスピリッツ
  • アリゾナモチーフのジュエリーたち
  • メリッサ・リーブ
シャーマン、クイン・エリザベスさん

創造とシャーマニズム世界への誘い。


メキシコにもほど近い、広大な砂漠とサボテンに囲まれた街に、壁面がカラフルに彩られた、思わず目をとめてしまう建物があります。
そこは「The Institute for the Shamanic Arts(シャーマニック芸術研究所)」。
シャーマンであるクインが創設者となって、シャーマニズムとアートに関する様々なセッション、ワークショップを行っている施設です。

その地下内部へ招待された私たちが見たものは、薄暗い部屋の中で灯される鳥や昆虫をモチーフとしたアート作品。そして、アリゾナの大地から生まれたストーン、本物の羽や枝などで形作られたグリッドや儀式の道具類でした。
自然への畏敬の念に溢れたそれら全てが、高いスピリチュアル性を醸し出し、まるで教会のような空間を作り出しています。

「私たちは直感、創造性、自然の霊を通して、ガイドや守護者に接続する方法を模索しているのです。」
新しいシャーマニズムの概念をそうして形づくるクイン。
彼女が、最初にスピリチュアルな世界へと足を踏み込むきっかけとなったのは26歳の時でした。
寝ながらにして体中に謎の傷や痣を負うという不思議な事象が起こり、心を落ち着けるために瞑想の時間を持つようになったところ、その中で啓示を得るという体験をしたそうです。

ただ、瞑想の時に必ず現れる「トンネル」のビジョンはとても恐ろしく、それが原因で瞑想に入ることをストップしてしまうことも何度かあったのだとか。
その時に出会ったのが、マイケル・ハーナーの『The Way of the Shaman』という本でした。そこには、シャーマンの修行過程でそのような「トンネル」が頻繁に現われるということが書いてあったのです。
彼女はその本のおかげで、安心してシャーマニズムにおける普遍的ともいえる原理と実践を学ぶことを進めていけたのだそう。


アニマルスピリッツと共に昇る「アルファステージレベル」。


ひとしきりクインとの交流を深めた後に、彼女の打ち鳴らすドラムと共に瞑想を行いました。

その時に渡されたのが、彼女が選んだという小さなクォーツ(水晶)でした。
そのクォーツを手の中に感じながら、耳だけではなく、体全体にドラムの音が響いていくのを感じます。
だんだんと心臓の鼓動とも混ざり合っていくような定期的な振動によって、まるで魂の周波数を合わすように、エネルギーがチューニングされていきます。
「さぁ、ガイドを呼んでください。」
クインに促され、私たちは石のスピリットを呼ぶのと同じように、このアリゾナの地に向かって意識を投げかけます。

現われたのは、実際には見たこともない、灰色の毛を持つ大きなオオカミでした。
そこからは、まさに「スピリチュアルジャーニー」とも言うべき素敵な旅が始まります。瞑想の時間は数十分だったものの、滞在時間は数時間にも感じました。
私たちは、小高い山の麓に広がる低木と草原の大地を駆け、疲れ果てた後に草原から宇宙へとつながる螺旋階段を昇っていったのですが、クイン曰くその状態を「アルファステージレベル」と言うのだそう。
最初に受け取った水晶は、今回現われたガイドに再びアクセスするのに使用をしてほしいとのことでした。水晶は万能なものとして私たちも普段から使用していますが、なるほど、アニマルスピリッツを呼び出す時にも使用できるのだというのは、新しい発見でした。

ただ、このステージに長くいられるのは、クインのようなグラウディング力の強いシャーマンが、近くで音の結界を張り、不要なものを追い出してくれているからこそ。
深い深い瞑想をするには、近くにいるヒーラーやシャーマンの存在も大きく影響するのです。

アリゾナの地で自分だけのアニマルスピリットを見つける旅をしたい時、彼女のようなシャーマンとの出会いはとても貴重なのかもしれません。

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スピリチュアルヒーラー、メリッサ・リーブさん

レイキ、呼吸法。あなたと共にある調和のエネルギーを意識して。


アリゾナでお会いしたヒーラーのメリッサは、しっかりと地に足をつけながらも、華やかな美しさとどこか子供のような無邪気さに溢れた素敵な女性でした。
「マインド、ボディ、スピリットが、常に美しく三位一体となる事が大切なのよ。」と笑顔で語る彼女は、その言葉を体現するかのごとく、キラキラと輝くオーラと可憐な魅力を放っていました。

そんな彼女は幼少時より、自分の身近にいつもある「調和のエネルギー」の力を感じていたそうです。
たとえば、自分の「手」を媒介して様々な生物のヒーリングができること。
レイキマスターとしても活躍する彼女は、身の回りに存在する「調和のエネルギー」を意識して、それを自分の手をパイプのようにして送ると、対象者と自分が相反することなく、お互いにそのエネルギーがプラスに作用しリラックスできる、と語ります。

また、呼吸法1つで不安を手放し、心からの癒しと安堵を感じることができること。
集中すると呼吸が浅くなりがちな私に彼女が教えてくれたのは、無用な緊張を取り除き、平安な気持ちで物事に対することができるような呼吸法でした。
「座って目を閉じて・・・鼻からゆっくりと息を吸いながら、平安とリラックスを体内に取り込むイメージをして・・・」
「口を開いたまま息を吐いて、緊張と不安を体外へ放出するイメージで・・・」
彼女の声を聴きながらこれを5回ほど繰り返しているうちに、不要なものが体内から一掃され、体中を爽やかな風が吹き抜けていくような感覚を覚えました。


自分をすべて肯定し行動を起こせば、そこにはミラクルが待っている!


彼女は言います。
「これは、何も私が特別な人間だからできるということではないの。心と体、自分と他者、人間と自然、地球と宇宙、そのすべてのバランスを整える調和のエネルギーに心を開いているだけ。だから本当は、誰もが癒しを授け、癒しを受け、お互いを高め合うことができるはずなのよ。」

目に見えないもの、手に取れないもの。忙しい日常生活の中で、私たちはどこかそういうものを軽視してしまうことが多いように思います。
でも、例えば大自然の中で深呼吸をした時、美しいストーンを手に取った時、言葉に出さない想いが相手に伝わった時、そんな目に見えないエネルギーの存在を感じることはありませんか?
自分の身近にあるエネルギーに心を開き、それと調和することができれば、あなたの中から「自分にはできない」という自己否定や「環境が悪いのだ」という責任転嫁の心は消え去り、すべてのことに対して自信を持って肯定的に向き合えるよう導かれていくはずです。

「自分をしっかりと肯定して。そして自信を持って行動して。みんながそうできれば、世界はより輝いていく。」
一聴するとシンプルに聞こえる彼女のメッセージは、自己の確立とそれによって起こるエネルギーの拡大がいかに大切かを教えてくれているのです。

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アリゾナの鼓動、魔を退けるシャーマンとアニマルスピリッツ

アリゾナのシャーマンやヒーラー、煌々と照りつける太陽の強大なエネルギー、荒々しくも包容力溢れる木々や山々の息吹、大地の鼓動。
そんな様々な出会いは私たちに、身近にある自然界からのメッセージや教えに耳を傾け、心を開くことの大切さを教えてくれました。

動物たちの魂と共に自己進化・自己探求をし続けることで生命力を高め、ネガティブなエネルギーを撥ね退けること。調和のエネルギーを感じ、それを体に流すことで潜在能力を高めること。
それは一見、非日常的に思えるような振る舞いかもしれません。
でも、先人たちが行っていたように、スピリチュアルな世界と繋がることは、現代を生きる私たちにとっても必要不可欠なことで、それこそが自然と共存しながら個を高めていく基盤となるのです。

忙しい日々の中で、目に見えないもの、手に取れないものへの敬愛の念や感謝の気持ちを忘れてしまいそうになった時、自分を見失い自信をなくしてしまいそうになった時、そんなアリゾナの力強く寛容なスピリットを少しでもお手元で感じていただけたらと、じっくりと素材を集め、石やデザインを吟味させていただいたのが、今回紹介させていただくジュエリーたちです。

どのジュエリーも、見る人すべてを元気にしてくれるエネルギーに満ち溢れています。
ぜひ、お手元にてそのパワーを感じてみてください。