インドネシア スマトラ島北部フンバハス県産ベンゾインのご紹介です。
ベンゾインは、紀元前から存在する「フランキンセンス」「ミルラ」と並び、東南アジアで古代から存在する香りとして宗教儀式や瞑想で神への捧げものとして焚かれてきました。
中世ではアラブ諸国、ヨーロッパで薬用や香として非常に人気になり、今もなお世界中で愛されています。
こちらのベンゾインはインドネシアのスマトラ島に生息する「スチラックス・ベンゾイン(Styrax benzoin)」の樹液から採取したベンゾインです。
色は白みがかった茶から褐色のような焦茶色まで様々ですが、香りがより豊かに芳香する白みがかった飴色をメインに取り揃えました。
そのままでも甘く優しげなバニラと、ほんのりスパイシーさを感じる、心が落ち着くような香りをお楽しみいただけますが、温めた香炭の傍に置いて焚くことで、深いカラメルのような燻した甘さの中に、シナモンのようなスパイシーで深みのある香りが広がります。
和名を「安息香」と呼び、文字どおり「息を休める」ような安心感を与えてくれる香りは、ヨガや瞑想、リラックスタイムにぴったりと言えるでしょう。
※こちらはベンゾイン(単品 / 20g)の商品となります。器・香炭・香灰は付属しません。
※こちらのセット商品もぜひご覧ください。
Myrrh & Frankincense suite /ミルラ、フランキンセンス
※天然素材の為、1つ1つの色や形に個体差がございます。予めご了承ください。
※直射日光、高温多湿を避けて保管してください。
<使い方>
1. 香炉や香皿など耐熱性で深さのある器を用意し、器の八分目まで香灰を入れます。
2. 香炭をピンセットでつまみ、マッチやライターで火を付けます。灰を入れた器の中心に置き、香炭が温まるのを待ちます。
3. 温まった香炭の隣接した場所に樹脂を置き燃焼させてください。煙と共に樹脂の心地よい香りが広がります。天然石製品を浄化したい場合はその煙に軽くくぐらせましょう。
(香炭の真上に置いたり、樹脂に直接火を付けると煙がたくさん出てしまいます。必ず香炭の隣に置いて香りをお楽しみください。)
4.香炭は30分ほど燃焼し続けます。途中で中断したい場合は香炭をピンセットでつまみ、水に浸してください。香炭は乾かすことで繰り返しご利用いただけます。
<保管方法>
直射日光、高温多湿を避けて保管してください。
<注意点>
・周りに引火物がないかご確認ください。
・燃焼中の香炭や香灰、樹脂は直接手で触れることは避け、必ずピンセットをご利用ください。
・完全に火が消えるまではその場を離れないようにしてください。
・火災報知器から離れた場所でご使用ください。
・煙は直接吸い込まないようご注意ください。
※以下の場合は使用を避けてください。
・風邪、頭痛、血圧が高いなど体調不良を感じるとき
・妊娠中、授乳中の方、多量のタバコ、お酒を飲んだ後、なんらかの薬を服用している場合
・小さなお子様やペットのいる場所