Jurney to holly places & meet the sacred healers
Hariquaバイヤー・ヒーラーによる世界のヒーラー探訪。久しぶりの今回は、今年フューチャーしたい鉱物も産出されるカルフォルニア州へ。 いつの時代も変化に富んだ土地として注目を集めるサンフランシスコに住むヒーラーたちを訪れました。 オリジナリティ溢れる彼らのセッションをインタビューまじえご紹介します。
サンフランシスコを代表するヒーラーのひとり
サンフランシスコで活躍するヒーラーを探すなか、最初に耳に入ってきたのが彼女の名前でした。 今回ほかに紹介するヒーラーのレイキ師匠でもあり、地元や同業者にも信頼があついヒーラーです。
ターニャさんのヒーリングスペースは、ミッション地区といわれるサンフランシスコでも今注目の場所にあります。 近くのメインストリートには、力強い色彩や歴史的・宗教的なペイントが建物の壁面いたるところに描かれ、南米系の美味しいレストランもの多く活気に満ちています。
メインストリートから少し入った場所にあるターニャさんのご自宅。 自宅で最初にお会いした時は、落ちついた声と胸に抱くローズクォーツのネックレスと同じ愛らしく柔和な雰囲気をもちながらも、 司祭のようにどっしりとしたグラウディング力を感じる人だなという印象をうけました。
インタビューはあとにして、まずは彼女が最も得意とするクリスタルヒーリングを受けることに。
クリスタルヒーリングによる透視と浄化
自宅の2階のスペースでは、アーカンソークォーツや様々な天然石を使用しながらのヒーリングが受けられるベッドがあります。 至るところに、たくさんの原石やタンブル、ヒーリンググッズや音叉が並んでいて、守られたパーソナルな空間として成立しています。
上着と靴下を脱ぎベッドに横たわるように言われ、祈りの言葉と共にヒーリングがはじまりました。その間に見えたことは、セッション後どこに何の石を使用したかというレポートと共にメッセージとして内容を告げられます。
全体の流れは、クリスタルヒーリングとしてはベーシックな手法かもしれません。足元から頭上までの全チャクラの不必要なエネルギーの排出を促すため、全体に必要な石を置いていかれます。
使用されたのは、アクアマリン、セレナイト、ローズクォーツ、オブシディアン、イエローカルサイト、ヘマタイト、アメシスト、アーカンソークォーツなど。
今回もっとも意外だったのは、マラカイトの力でした。 第4チャクラに置かれていたのですが、それが置かれることにより、左耳と手の平から不要なエネルギーが一気に吹き出していったのを感じました。いつもと異なる部分に、エネルギーの通り道ができたイメージです。
また、改めてそのエネルギーの大きさとクリアさを実感したのは、アーカンソークォーツです。頭上にかざされたときには、体全体が浮遊している感覚になり、安心感と気持ちよさでポジティブなビジョンばかりが浮かんできます。
彼女のエネルギーワークにも感動しました。 レイキを学ばれたということで、その能力が発揮されていたのかと思いますが、足元から押し上げられるエネルギーは、まるで初春の上昇気流のよう。
物理的に体内に溜まった疲れについてはエネルギーヒーリングで十分にとることは難しいのですが、それさえかなり軽くなりました。
シリコンバレー アップル社本社からの転職
サンフランシスコ在住の方々との交流で、必ず聞こえてきたのが「街が昔と比べ変化してきている。」という声でした。昔から多民族が暮らす街として変化と進化が常にあった地域のようにも感じましたが、いまはどう感じているのかを聞いてみました。
- ―サンフランシスコと言う土地をヒーラーとしてどう感じられていますか?
- 「サンフランシスコに接する湾は渦(Vortex)があり、入り口(Portal)もあります。 太平洋から波が内海に入ってくる時に渦がうまれ、出て行く、そうした潮流の動きが1日で2回あるのです。
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つまりエネルギー自体がいつも動いている。新しいものがいつも入ってきて、古いものを浄化して、
夜になると新しいものが入ってくる。
そのエネルギーを、合わせて(Vortal)と呼んだりもできますね。それが、この地域に影響を及ぼしているのでしょう。 -
また、サンフランシスコは聖なる山シャスタへと繋がるエネルギーの入り口にもなっています。
そのため高周波のエネルギーが街のあちこちに入ってきている。そのような土地なので、いろいろな革新や変化が常に起こっているのでしょう。1967年のベトナム戦争の反戦運動もそうですね。」 - ―シリコンバレーでも、そのようなエネルギーはありましたか?
- 「シリコンバレーで働いていた頃も、エネルギーは感じました。ただ、サンフランシスコほどの強さは感じませんでした。」
- ―サンフランシスコのパワースポットはどこですか?
-
「ゴールデンゲートブリッジの向こうのタマルパイス山、エンジェルアイランド、スウィニー・リッジで形成される三角形の中がパワースポットになっています。
神聖な女性と神聖な男性とバランスのエネルギーを保持していますよ。 - サンフランシスコ市内では、ビクトリアンハウスの並んだ通りに面するアラモスクエアのテニスコートのあるあたり。ゴールデンゲートブリッジに近くで迷宮のあるランズエンド。この2つは風光明媚な場所でもあります。ぜひ行ってみてください。」
すべての人にグラウディングが必要
最後に、たくさんの石を扱うストーンストーンヒーラーとしてのターニャさんに、いま好きな石、必要な石について聞きました。
- ―世界中の人々に、いま必要な石は何だと思いますか?
- 「グラウディング!グラウディング!グラウディング!それに必要な石すべてよ!スモーキークォーツ、オブシディアン、モリオン・・・。濃い色の石ね。とにかく、地に足をつける《スピリットを体に戻す》ことが重要です。
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高周波の暗いものが表出すると恐れ、怒り、ネガティブな感情から、スピリットが体から離れて逃げ出そうとします。
それを体に引き戻して地球とつなげることが大事。つながっていれば地球に働きかけることができるし、自分の人生の目的に働きかけやすくなります。 -
幼い子供が共感しすぎて怖がっている事が良く見られますが、それはスピリットが体にないせい。
スピリットが体から離れると、空洞ができて、余計なものを引き込んでしまうのです。
地に足をつけてスピリットを戻せば、余計なものが入る余地がありません。そのためダークな色をした石たちが必要です。」
さいごに
ターニャさんのセッションとお話を伺い、この土地の特殊性や面白さを改めて認識すると共に現世界におけるグラウディングの重要さを再認識させられました。
偶然にも、Hariqua(ハリックァ)では今年最初に発売したオブシディアンをはじめ、今回のカルフォルニア特集で初めてご紹介するブルーマインの
スモーキークォーツのように大地との繋がりを強めるグラウディングを得意とする石たちを多く紹介しています。
世界のエネルギーの潮流を感じ、準備するべき石たちが重なるのは光栄であり嬉しいかぎりでした。