時は中世ヨーロッパ時代、アマルフィやカプリ周辺の島々は、北はヴェニス・フランスから、
南はエジプトにモロッコ・チュニジア、そして東の中近東諸国までに渡る、広大な交易を行う独立海洋国家でした。
港には果物やスパイスを乗せた三角帆の商船が浮かび、町には金貨で華やぐ民、そしてロバに跨る聖職者もいました。
活気に溢れた町であるものの、東の国からは三日月刀をもつ軍人がやってくるなど、人々の感情もいつも穏やかとはいかなかった時代です。
海からの恵みを糧とする漁師、山からの清流を利用した地道な生産を続ける農民も多く暮らしていました。
彼らは、海賊・軍隊から家族と町を守るため、日々祈りを捧げていました。
そして天はメッセージを授けるのです。
祈りと行動を一致させてください。願いを現実に取り込むことで、エネルギーは循環します。
聞こえたかどうかは定かではありませんが、民たちは平和の意思を天に届ける場所として、
また教えをくれた聖人への感謝を込めて大聖堂の建築と改修を繰り返しました。
ドーモの美しい礼拝堂や回廊は、まさに天界との繋がりを強固にし、
今も人々に宇宙のエネルギーを残さず引き寄せ続ける場としての役割を果たしています。
そして、祈る場であるのと同時に、人生を変容させる地点であることも教えてくれるのです。
イタリアは言わずとしれた、アモーレの国。地方によって気質は異なりますが、アマルフィ地方もまた気候と同じ穏やかで明るく、
美しい男女の愛の姿が多くみられました。今も、アマルフィでは幸せに満ちた美しい花嫁たちを多くみることができます。
中世の家同士の結婚から、自由意志の結婚へ―時代が流れ人々の結婚観も進化してきました。それでも未だ完全ではないようで、
本来あるべき男女のパートナーシップについて、このメッセージは語られています。
結婚とは愛に具体的な形を与え、互いのエネルギーを自由に流しあうこと。 そして新しい領域を拓いていくことです。そうすればお互いの存在が深いレベルで育っていきます。 二人の間に興味も情熱もない状態は、中性的な無難さに覆われ、エネルギーの輝きはありません。
男女の男性性、女性性の幅を決める事をやめましょう。 もっと柔軟で、ダイナミックな役割分担があっていいのです。互いが補完しあう姿になりさえすれば。 バランスのとれたエネルギーの融合は、聖なる錬金術として智慧と創造性、限りない愛を放射します。
愛するパートナーと人生を過ごすことは、内に秘められた男性性と女性性を調和させることでもあるようです。 互いに異なる要素の再構築することで得られるのは、新しい世界と多くの豊かさにちがいありません。
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互いのエネルギーのやり取りは、時に相手のカルマをも取り込んでしまうことがあります。 フェナカイトは最も高い波動を持つストーンのひとつ。負のエネルギーの中でも、特に強いカルマをも消滅させるほどの強さを持っています。
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ふたりが人生において最高と思う「満たされた感覚」をもたらし、ポジティブなエネルギーが増幅します。 そして経済的な安定と身の安全、生涯に渡る愛や自己実現までの多種多様な輝きを引き寄せます。
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子供から大人まで相手のハートを開くのが上手な石で、恋人を探している人にもおすすめです。 パートナーと共に微笑みと誠実さをたたえながら、互いを守護しあう強さも発揮していきます。
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パートナーへの配慮や献身さを喚起し、心の奥底から愛し愛される要素を日々増やしていきます。 お互いの最良の部分を育みあえば、本当の自分もさらけ出しやすく、信頼を築く速度も早まるでしょう。
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誰に対しても平和と寛容さ、生命の輝きと美しさをもたらし、パートナーとの相互理解と愛を深めます。 また、互いのネガティブなエネルギーを清浄化させる効果も期待できるでしょう。